印刷方式のご案内

シルク印刷

シルク印刷

特長
1色ごとに版をおこし直接インクを刷り込む方法で、広範囲に印刷したいときに適しています。 堅牢度が高いことや、指定の色をはっきりと表現したい場合などに適している印刷方法です。

留意点
不透明度100%で印刷されるためぼかしやグラデーションは表現できません。 加工特性上、写真やイラストなどフルカラーのデータは表現できません。 完全データで入稿する場合はPSDファイル、AIファイル、PDFファイルに限定させていただきます。 乾いたインクには伸縮性がありません。生地を引っ張ったり、きつく折り曲げたりすると印刷のヒビ割れ、ハガレの原因となります。

回転シルク印刷

回転シルク印刷

特長
印刷したいアイテムを回転させながら印刷する方法です。円筒状の商品であれば、ほぼ全面に印刷することが可能で色指定も可能です。

留意点
不透明度100%で印刷されるためぼかしやグラデーションは表現できません。加工特性上、写真やイラストなどフルカラーのデータは表現できません。完全データで入稿する場合はPSDファイル、AIファイル、PDFファイルに限定させていただきます。

インクジェット印刷

インクジェット印刷

特長
インクジェットプリンターで直接印刷する方法で、写真やグラデーションなどフルカラーのデザインを印刷することができます。 製版が不要なので小ロットの対応も可能です。色がくっきり鮮明で着色力が強いことが特徴です。耐熱性・耐水性・耐光性に優れています。

留意点
縫製品の場合、白色で指定した箇所はプリントされずに生地そのままになります。(成形品の場合は、白を表現するためには白の下地を引くなどが必要になります)生地に直接プリントするため、生地色の影響を受けやすく、ご希望の色との差異が生じる恐れがございます。加工の特性上、温度や湿度、加工機の個体差により仕上がりの色に違いがでます。

ロータリーUVインクジェット印刷

ロータリーUVインクジェット印刷

特長
ボトル、タンブラーなど硬質素材への曲面へ360度プリントが可能です。また白インクをプリント面の下地として使用することで、透明な対象物でも鮮やかな色彩表現が可能です。

留意点
透過処理によるぼかしやグラデーションが表現できません。辺や線が垂直または水平ではなく、かつ低解像度の画像でアンチエイリアスがかかっている場合も、当該アンチエイリアス箇所も白インクでプリントがなされるため、下地が表出することがあります。

デジタル転写(熱転写)印刷

デジタル転写(熱転写)印刷

特長
デジタル転写プリントは転写紙にデザインと糊をプリントした転写シートを生地に圧着させてプリントする方法です。紙にプリントするためインクジェットプリントよりも発色が良く、インクが滲んだりぼやけてしまうこともありません。インクジェットプリントでは印刷できないようなポリエステルやナイロン生地にもプリントが可能なところが最大の特徴です。

留意点
デザインにより縁がつくことがあります。縁がつく場合、基本的には本体色に合わせた近い色をお入れします。(画像:上)本体色がナチュラルのキャンバス地、ライトキャンバス地、コットン地、厚手コットン地の場合はシートに生地模様を印刷し目立たなくすることが可能です。(画像:下)

昇華転写印刷

昇華転写印刷

特長
転写シートに専用のインクをプリント、高温の熱をかけることでインクを気化させ商品に浸透させるプリントです。インクを直接浸透させることで表面には印刷した凸凹が無いのが特徴です。

留意点
昇華転写には白インクがありません。そのためデザインデータで白にした箇所はプリントされず生地色のままになります。 昇華プリントの熱による圧着が必要なプリント方法の特性上、お届けしたアイテムによってはプレス跡が残ることがあります。このプレス跡は、大抵の場合一度の洗濯で解消されますので、ご到着後一度洗濯していただくことをお願いしております。 (一度の洗濯で解消されない場合でも徐々に軽減します) なお誠に恐縮ながら、プレス跡の表出による返品・交換につきましてはご遠慮ください。

素押し・箔押し

素押し・箔押し

特長
素押しは、熱と圧力を加えることで商品に押し印をする方法です。箔押しは、熱と圧力で金や銀などの色箔を転写させる印刷方法です。高級感を演出することができます。

留意点
箔押しの場合は金・銀のみ選択可能です。箔シートを使用するため、ぼかしやグラデーションは表現できません。