リテールメディアとは|販促クリエイト.jp(小川印刷運営)

近年、新たな広告や販促手法として
「リテールメディア」の関心が高まっています。
まだ比較的新しい概念であるリテールメディアですが、
海外では既に普及しており、
今後、国内においても
リテールメディア市場は急速に拡大していくと予想されています。

目次

  1. 1.リテールメディアとは
  2. 2.リテールメディアのメリット
  3. 3.リテールメディアの広告手法
  4. 4.デジタルサイネージのご紹介

リテールメディアとは

リテールメディアとは、
小売(リテール)業者が自社で保有する顧客の購買データなどを、
自社のECサイトやアプリ上の広告、
店舗でのデジタルサイネージなどに活用した
独自の広告媒体や配信システム
のことをいいます。

コロナ禍やスマートフォンの普及によって消費者の購買行動も変化し、
チラシなどの従来型メディアのデジタル化や、
店内でのデジタルサイネージの構築など、
店舗DXの重要性が高まっていることも
リテールメディアが高い注目を集めている理由の一つです。

広告代理店を通した従来のマーケティングとは異なり、
企業自身のメディアを使って情報を提供することで、
顧客との間に直接的な関係を築くことができ、
より精度の高いマーケティングが可能になります。

リテールメディアのメリット

リテールメディアは、
小売業者メーカー(広告主)消費者の3者に対して、
それぞれにメリットを持っており、
いわば「三方良し」の仕組みとなっています。

小売業者スーツの男性

小売業者のメリット

・販路が拡大し、新規ユーザー層へのアプローチができる。

・クーポン付与などで自社ECサイトやアプリの利用と来店が促進される。

・メーカーやブランドから広告収入を確保できる。

メーカー広告主EC運営

メーカーのメリット

・ターゲットを的確に定めた、効果的な広告運用が実現できる。

・小売業者の購買データを活用し協働することで精度の高い効果測定が可能になる。

消費者生活者顧客

消費者のメリット

・興味関心が高い商品の情報を適切なタイミングで受け取ることができる。

・無関係な広告に煩わされず、スムーズに購買が楽しめる。

リテールメディアの広告手段

リテールメディアと聞くと
デジタルサイネージを指す言葉だと思われる方も少なくありませんが、
リテールメディアの広告手法の1種にすぎません。
リテールメディアには大きく分けて3つの広告手法があります。

DSP配信

DSP配信

Web広告やSNS広告において、小売業者が所有する購買データを利用し、ターゲットを絞り込んで広告を配信する。小売の外部で行われる広告配信であるため、オフサイト配信とも呼ばれる。

アプリ配信

アプリ配信

小売業者のECサイトなどの自社アプリでの広告配信で、多いところで利用者が1000万人を超えるものもある。DSP配信とは違い、小売業者のオウンドメディア内で行われるため、オンサイト配信と呼ばれる。

デジタルサイネージ

デジタルサイネージ

店頭に設置されている。これまでのPOPや店頭ポスターがデジタル化し、映像となったもの。店舗を訪れたエンドユーザーへ直接訴求することにより、購買意思決定の後押しに有効。

デジタルサイネージのご紹介

リテールメディアの広告手法のひとつであるデジタルサイネージは、
来店者の瞬間的な購買意欲の向上が見込めます。
テレビのCMやWeb動画とは違い、
買い物をしながら見る「動的な状態」で視聴されるため、
断片的に見ても理解できるよう、
伝えたい情報を常に見えるようにしておきます。
店内の消費者の購買意欲を高め、
いかに売り場まで誘導できるかが重要となります。
弊社では様々なタイプのデジタルサイネージをご用意しております。

ポールスタンドタイプ

ポールスタンドタイプ

ポールタイプで移動も簡単。
ディスプレイの角度調整機能付きです。

イーゼルタイプ

デジタルサイネージイーゼルタイプ

リモコンで操作可能な中型ディスプレイ。
ディスプレイは、縦・横どちらでも取り付け可能です。

自立移動式タイプ

デジタルサイネージ自立移動式コマボ

リモコンで操作可能な中型ディスプレイ。
キャスター付きで移動も簡単です。

デジタルサイネージコンテンツ作成方法